投稿3
金(AU)、プラチナ(PT)についてお話します。
金は黄金色、プラチナは銀色が光っているような色です。
プラチナのことを日本では白金と表現する方がいますが、金ではありません。
勘違いする表現で、私は間違った表現だと思っています。
昔(年配)の方は、金(ゴールド)に対して、
プラチナ(ホワイト)すなわち、ホワイト金から、白金と表現するのかと、おもいます?
宝飾店では金、プラチナ製品がほとんどなので、金以外の製品はプラチナ、
すなわち白金と表現し、値札などにも白金と表示されていました店がかなりありました。
今の宝飾店ではないと、思いますが?
なぜ上記のお話をしたかと、いいますと、
白金(プラチナ)をホワイトゴールド(しろいきん)と表現できますよね。
しかし、ホワイトゴールドは金(AU)なのです。
金(AU)もプラチナ(PT)もやわらかい、粘りのある金属でそのまま(100%AU,PT)では
宝飾品には適しません。
金には銀(SV)、銅(CU)をまぜて、18金イエロ(18YG),14金、10金などの合金に、又は、
パラヂウム(PD)をまぜて、18ホワイト(18WG),14ホワイト,10ホワイトなどの
合金にします。 *Y-イエロ W-ホワイト
この金のパラヂウム合金をホワイトゴールドと呼びます。
だから、宝飾業界では白金という表現は使わないほうが、いいと思います。
投稿3はここまでで、次回投稿4で続いて金、プラチナのお話をします。
*PTとWGの見分けは素人の方では無理だと思います。
WGはほのかに黄味を帯びてます。
WGにロジウムメッキをすれば、プロでも困難です。
PTの方が重たいので、もてばわかるかも。